看護師の経験年数別、仕事でつらいこと【一番つらい年代は?新人は何年頑張ればいいの?】

nanaco
総合病院で働く看護師
新卒から10年以上、転職なしで総合病院に勤務するアラサー看護師のnanacoと申します。

看護師としての経験からぶっちゃけた仕事のリアル
モラハラ元夫との最低な結婚生活から脱却
現在の夫と仲良く過ごせるようにしている工夫

そんな筆者の経験をもとに皆様のために少しでもなるような記事を書いていきたいと思っております。
nanaco

総合病院で看護師をしている筆者のnanacoです。

看護師として働いているとつらいことも多く

後輩ナース

あと何年頑張れば一人前になるのだろう?

先輩ナース

年数を重ねると責任の重い仕事を任されるため、つらいことも増えそうだな。

と思いますよね。

今回は、看護師の各年代ごとの特徴や仕事のつらさについて解説していきます。

目次

各年代の仕事のつらさについて

新人

新人のときは、疾患の理解や医療機器の操作など、知識面や技術面で覚えることがとても多いです。

新人は、指導を受ける立場として、先輩看護師から厳しく指導をされることもありますし、学習してくるように言われることも多く自宅でも勉強をたくさんしなければならず、この時代が一番離職率も高いです。

後輩ナース

仕事で疲れて帰ってきて、次の仕事までに分からなかったところを調べなければならず大変です

しかし、新人の利点は教育のマニュアルにそって、指導をしてもらえることです。

筆者は病棟の異動も経験していますが、新人とは違い全く指導されず、自分で学ぶ必要があります。

ですので、誰かがフォローしてくれる新人のうちに、たくさん経験して、たくさん勉強しておくといいでしょう。

後輩ナース

確かに、たくさん気にかけて指導してくださるのも今の内だけですよね。

nanaco

筆者も新人のときは大変でしたが、同期と愚痴りつつ、勉強したり、情報を共有して乗り切りました。

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2〜3年目

経験年数が2〜3年目になると、大体のことは自分でできるようになり先輩の目も離れ、ある程度、厳しく確認をされることも少なくなります。

逆に言えば、自分で判断をしなければいけない場面が増えることとなり、ミスが多くなる時期でもあります。

この年代は、新人のときのように、自分の業務をただ遂行するのとは違い、患者さんをいろんな側面で見て看護介入を行ったり、病棟全体に目を向けて困っている後輩や忙しそうな看護師をフォローしたりする必要が出てきます

また、今まで指導のマニュアルに沿って細かく指導を受けてきましたが、ここから学習をするかどうかは本人次第なので、看護師としての差がでるのはこの年代だと思います。

この年代で成長できれば、看護師として一人前だと言うことができると思います。

現在、新人看護師として働いており、つらくて辞めたい場合も、看護師として一人前を呼べる2〜3年目までは働いておくと、次の職場でも働くことができると思います。

nanaco

筆者は、新人のときに怖かった先輩は2年目以降は優しくなり仕事がしやすくなった覚えがあります。

先輩ナース

現在、新人で辞めたいと思っている方は2年目までとりあえず頑張ってみるのも手かもしれませんね。

4〜5年目

この年代は新人の教育を任されたり、リーダーをするようになる年代です。

新人教育は新人さんのスケジュールを決めたり、学習内容を確認したり、毎月、新人さんが計画通りに進められているのか確認し、遅れていれば対策を考えたり、とっても忙しい時期です。

嫌われナース

ちょっと、新人さん〇〇も知らなかったんだけど、ちゃんと指導できてるの?

などと教育係が怒られることもありますし、師長や先輩によって指導方法のアドバイスも異なるため、板挟みになり精神的にもつらいこともあります。

また、夜勤や日勤のリーダーを任されたり、委員会や病棟の取り組みのリーダーを任されたり、責任も大きくなる時期でもあります。

この時期は、忙しさと任される仕事の重圧から離職率の高い時期だと思います。

しかし、この年代を乗り切ると大きな達成感と看護師としての自信につがります

nanaco

夜勤リーダーの重圧と新人教育のやることも多くて大変でしたが同期と力を合わせて乗り切ることができました。

6〜10年目

看護師としてはある程度、経験を積み、業務以外の仕事を任されることにも慣れていく頃です。

この年代はさらに責任の重い、師長の代行業務であったり、新人教育をしている後輩への指導係などが任されることが多いです。

また、日頃から困ったことがあれば周りのスタッフから質問を多く受けますし、周りは後輩ばかりで、自分が困ったときに頼る人もいないこともあります。

しかし、この年代まで勤めれば、口出ししてくる人はほとんどいませんし、自分のペースで仕事ができたり、先輩に気を遣う場面も少なくなるため気楽に働くことができるようになります

プライベートではアラサーになり、周りが結婚や出産を迎えることの多くなる時期で

nanaco

自分は仕事しか頑張っていないけど大丈夫だろうか。

と、看護師をこのまま続けていくことへの不安も出てきます

先輩ナース

看護師としてのキャリアを考え始める時期ですね。

10年目以降

ここからはベテランと呼ばれてもおかしくない時期になりました。

ここからは仕事はできて当たり前で、先生からも頼られますし、分からないことがあっても聞ける人がいません

病棟のリーダーとして、業務の改善を行ったり、後輩のレポートを確認したり、師長からも意見を求められることもあります

この年代では育児もしている人も多く、仕事と家庭の両立が大変だと思います。

先輩ナース

子育てと看護師の仕事を両立させるためには、家族の協力が必須ですね。

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まとめ

以上、看護師の各年代ごとの特徴やつらさについてでした。

まとめ
  • 新人のうちは大変なことも多いが学べるうちに学んだほうがよい
  • 看護師として一人前になるのは2.3年目に成長できるかどうかで決まる
  • 4年目以降は後輩指導やリーダー業務などの責任も伴ってくる

各年代、役割やプライベートも変化し、仕事のつらさも変化します。

現在、看護師の仕事がつらいと感じている方も、年代が変化するとそのつらさが解消されることもありますし、年代ごとの利点もあるため、そこにも注目しもう少し頑張ってみてもいいかもしれませんね。

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nanaco
総合病院で働く看護師
読んでくださってありがとうございました。

筆者は新卒から10年以上、転職なしで総合病院に勤務するアラサー看護師のnanacoです。看護師としてバリバリ働きたいというよりは、心健やかに穏やかに過ごしていければいいという考えで働いています。

これまでの看護師としての経験からぶっちゃけた仕事のリアルやモラハラ元夫との最低な結婚生活から脱却、モラハラ夫との辛い結婚生活の経験を活かし、現在の夫と仲良く過ごせるようにしている工夫など、そんな筆者の経験をもとに皆様のために少しでもなるような記事を書いていきたいと思っておりますので、ぜひ他の記事もご覧になっていただけると嬉しいです。
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