筆者が感じる看護師の変な習慣【時代錯誤】

nanaco
総合病院で働く看護師
新卒から10年以上、転職なしで総合病院に勤務するアラサー看護師のnanacoと申します。

看護師としての経験からぶっちゃけた仕事のリアル
モラハラ元夫との最低な結婚生活から脱却
現在の夫と仲良く過ごせるようにしている工夫

そんな筆者の経験をもとに皆様のために少しでもなるような記事を書いていきたいと思っております。
nanaco

看護師をしている筆者のnanacoです。

看護師をしていると周りのみんながやっているからと、なんとなく流されてやっているけど、本当にそれって必要なの?って思うことはありませんか?

筆者は看護の業界に入ってから10年以上経過するので、考え方も看護師に染まりがちですが、やはりこれっておかしいなと思う看護師の独特で変な習慣があります。

今回は、そんな変な習慣についてお話したいと思います。

目次

看護師の変な習慣

看護師の変な習慣
  • 新人がお茶を入れる
  • 新人が早く来る
  • パソコンは立ってやる
  • 時間外労働は当たり前
  • 休みの日に勉強会や会議に出席
  • 受け持ちのサマリは担当者が提出
  • みんなが終わるまで帰れない
  • 何でもかんでも看護師の仕事
  • 体調不良で休んだときにお菓子を買う
  • 若いスタッフがナースコールをとる
  • 休憩時間も勤務時間
  • 患者さんはお客様
  • 地味な髪色にお団子ヘアー

筆者が感じる看護師の変な習慣について1つずつ解説していきます。

新人がお茶を入れる

その日、出勤している新人看護師が出勤者のお茶を休憩時間に入れるというものです。

もちろん、お茶を入れるので、自分の休憩時間を削ることになります。

これは入職したときにビックリした習慣の一つでした。

ありがたいことに、コロナの影響で黙食と各部屋1人ずつで休憩に入るようになり、この悪しき習慣は消滅しました。

後輩ナース

ただでさえ休憩が取れないので、この習慣が無くなってくれて嬉しいです。

新人が早く来る

新人は情報収集するのが遅かったり、その日の勤務の準備をする必要があり、先輩よりも30分くらい早く出勤する習慣があります。

新人の頃は1つ上の先輩を見習って、当たり前のように早く出勤していましたが、これもおかしな習慣だと思います。

情報収集が遅い新人は

先輩ナース

人より早く来て。

とは言われませんが、無言の圧でそうせざる得ない状況となってしまいます。

パソコンは立ってやる

筆者の病院だけかもしれませんが、パソコンの前に椅子が設置してあるものと、立ってやるしかないものがあります。

経験年数の浅い看護師は先輩看護師より早く出勤するにも関わらず、椅子のないパソコンで長時間の朝の情報収集や記録をすることになっています。

nanaco

先輩に気を遣うのは分かるけど、悪しき習慣だと思います。

時間外労働は当たり前

看護師は出勤したら、まずその日の受け持ちの患者さんの情報収集を行います。

毎日、違う患者さんを受け持つことになるので、この作業はとても時間がかかります。

しかし、勤務開始時間から15分後には朝礼が開始し、早い時間の手術などの搬送に行かなければなりません。

つまり、勤務開始時間より前にきて情報収集することが必須であり、始業前残業が当たり前になっているのです。

しかも、残業したからといって、もちろん残業代は出ません。

それに加え、始業前残業を減らすように上から言われるので、もうどうしたら良いのか分かりません。

nanaco

始業前残業を減らすために対策も提案してもらわないと看護師の始業前残業はなくなりません。

休みの日に勉強会や会議に出席

勉強会や会議など、自分の出勤日でなくても出席しなくてはなりません。

コロナがはやり直接病院に出勤する必要はなくなりましたがオンラインで会議に出席する必要があります。

もちろん休みの日に出席しても手当などはありません。

勉強会やオンデマンドの学習会も月に3個程度、受講しなければいけませんが、こちらも強制であるにも関わらず、残業代は出ません。

後輩ナース

看護師は自己研さんが大切だからといって、強制の研修なども残業代が出ないのは納得できません。

受け持ちのサマリは担当者が提出

看護師はそれぞれ受け持ちの患者さんを持っています。

その患者さんに対し、中心となって看護展開を行って介入したり、退院時に入院中の経過をまとめた看護サマリを提出することになっています。

しかし、自分が連休で知らぬ間に受け持ちにつけられて、急に退院になったときに全くその患者さんのことを見たことがなくても、看護サマリを受け持ち看護師が提出することになっています。

自分が連休に入る前には看護サマリを完成させておいて、最終の修正のみをその日の受け持ち看護師に依頼するようになっています。

連休で休んでいて、急に受け持ち患者さんが退院になった際は病院から電話が入り、準備されているか確認されます。

後輩ナース

電話が入ると休みの日に来いと言われているようで気まずいです。

nanaco

休みの日の電話はめちゃくちゃ嫌な気持になります。

先輩ナース

退院が予測できるときは看護サマリを記入しておくべきですが、予測できない退院もあるので、みんなで協力して行えばいいのにと思います。

みんなが終わるまで帰れない

看護師はチームで仕事をしており、自分のチームの仕事が終了したら、他のチームの仕事を手伝わなければいけません。

確かに、とても大変なときに助けてもらえると嬉しいですが、時間内に喋りながらゆっくり仕事をしていた人の手伝いをするのは納得できません。

しかも、後輩は先輩が帰るまで帰りにくい空気があり、ダラダラと居残りをしてしまう状況があります。

後輩ナース

先輩が帰らないと後輩は確かに帰りにくいです。

nanaco

先輩も「先に帰っていいよ。」と声をかけてくれるといいですね。

何でもかんでも看護師の仕事

看護師は他職種との連携の橋渡し的な役割を担っています。

その役割が行き過ぎて、検査の同意書、退院やリハビリなどの書類も看護師に全て回ってきます。

トイレの介助もリハビリをしながら連れていってくれると助かりますが、なぜか看護師に全て声をかけてきます。

先輩ナース

何でも屋さん過ぎてやることが多くてパンクします。

体調不良で休んだときにお菓子を買う

体調は悪くなったときに急に休んだり、同居人がコロナにかかり休んだときなど、病棟にお菓子を買う習慣があります。

確かに、看護師はシフトで働いているため、自分が休んだ分、他の看護師に代わってもらう必要がありますが、わざわざ毎回お菓子を購入する必要はありません。

後輩ナース

体調が悪くて休んでいるのに、お菓子を買いに行くほうが変ですよね。

若いスタッフがナースコールをとる

ナースコールは大体、受け持ちの看護師が出るようにしますが、やはり別のことをしているときはナースコールを取れないこともあります。

そんなときは協力してナースコール対応を行うのですが、上の方の人たちはあまりナースコールをとってくれません。

嫌われナース

今日は若い子はいるからいいや。

などと、自分は無駄口をたたいていたりします。

nanaco

委員会の仕事に集中して自分の受け持ちのナースコールが鳴っても全く動かない人もいますよね。

休憩時間も勤務時間

忙しいと休憩に入る暇もないこともあります。

また、休憩時間に電話連絡や急変があれば休憩を切り上げて働く必要がありますし、休憩時間に働いたからといって、お給料も増えるわけではありません。

先輩ナース

休憩時間に病院を出て郵便局に行くとか考えられません。

nanaco

本来、休憩時間は自由なはずなんですがね。

患者さんはお客様

看護師は患者さんに対し、接遇を守るようにと指導されます。

そのため、患者さんから苦情が入ると、しっかりと対応しなければいけません。

急変など緊急性の高いものを優先しなければいけないのに、要望の多いクレーマー患者にも気を遣って対応しなければならず、とても大変です。

後輩ナース

患者さんも医療に協力的になってほしいですね。

地味な髪色にお団子ヘアー

看護師は身だしなみをチェックされることがあり、見た目もいろいろな規定があります。

しかし、リハビリ、医師、薬剤師も患者さんと関わるのに、髪を団子にする決まりはなく、どうして看護師だけ規則が厳しいのか疑問に思います。

先輩ナース

患者さんにとって安全であれば、特に看護師の見た目の制限はなくていいと思います。

nanaco

職業によって規定が異なるのは納得いかないですよね。

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まとめ

以上、看護師の変な習慣についてでした。

まとめ
  • 新人はお茶を組んだり、早く出勤したり理不尽な習慣が多い
  • 始業前残業や会議など手当や残業代が出ない
  • 看護師は何でも屋さんで、他の職種よりも規定が厳しい

看護師って変な習慣があって、理不尽なことも多いですね。

時代がどんどん変わって、働きやすい環境になってくれるとうれしいなと思います。

nanaco
総合病院で働く看護師
読んでくださってありがとうございました。

筆者は新卒から10年以上、転職なしで総合病院に勤務するアラサー看護師のnanacoです。看護師としてバリバリ働きたいというよりは、心健やかに穏やかに過ごしていければいいという考えで働いています。

これまでの看護師としての経験からぶっちゃけた仕事のリアルやモラハラ元夫との最低な結婚生活から脱却、モラハラ夫との辛い結婚生活の経験を活かし、現在の夫と仲良く過ごせるようにしている工夫など、そんな筆者の経験をもとに皆様のために少しでもなるような記事を書いていきたいと思っておりますので、ぜひ他の記事もご覧になっていただけると嬉しいです。
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