看護師をしている筆者のnanacoです。
看護師をしていると患者さんから病気に関係のない質問もよく受けます。
当たり障りのない世間話程度の質問ならよいのですが、プライベートなことや個人情報などが特定できてしまうことは答えたくありませんよね。
そこで今回は患者さんからよく聞かれる質問と、その質問に答えたくないときの対処法について解説していきます。
患者さんからよく質問されること
- 年齢・経験年数
- 出身・住まい
- ナース服の色
- 看護師は何人働いているか
- 今日の仕事は何時まで
- 結婚しているか・子どもはいるのか
- 写真撮っていい?
看護師をしていると患者さんからよく聞かれる質問について解説していきます。
年齢・経験年数
これは患者さんからの鉄板の質問ですね。
ナース服を着て、マスクをしていると年齢が分かりにくくよく質問を受けます。
採血が難しい患者さんに、採血する前に何年目か確認されると余計に緊張してしまいます。
逆に採血を成功した後だと胸を張って答えることができます。
年齢についてはアラサーの筆者にとって答えにくい質問になってきました笑
出身・住まい
患者さんと世間話をしているとよくこの質問も聞かれます。
看護師は多くのひとが病院周辺に住んでいることが多く、特定されないために
あっちの方ですね。
〇〇県の出身ですよ。
などと、返答することが多いです。
もし万が一自分の家族とつながりがあったりすると気まず過ぎますよね。
ナース服の色
筆者の病院ではナース服の色を自分で決めることができるので、人によって着用しているナース服の色が異なります。
ですので、気になって質問される患者さんが多いです。
服の色で階級が決まっているの?
と聞かれることがありますが、好きな色のナース服を着ているだけです。
看護師は何人働いているか
看護師はシフト制で勤務をしており、また、担当ではなくても患者さんの対応をすることがあります。
ですので、どんどん違う看護師が部屋に来るので、患者さんからこの質問を受けます。
看護師自身も自分の部署に何人いるのか把握できていないことも多く
だいたい30人くらいですかね?
と何となくの人数を答えます。
聞かれたあと、差し入れや退院時にお菓子を買ってくださることもあるので嬉しいです。
今日の仕事は何時まで
なぜか、患者さんの中には毎回この質問をしてくれる人がいます。
日勤や夜勤のシフト制なので気になるのでしょうか?
今日はあと1時間で終わりますよ。
と答えたときに励ましの言葉をかけてもらえると嬉しいです。
結婚しているか・子どもはいるのか
この質問もよく聞かれます。
結婚していないことや離婚したことのある人、子どもがほしくてもできない人にとってはつらい質問ですよね。
先輩に私からはできない質問を患者さんがしてくれるとラッキーと思うことはあります。
筆者はバツイチなので正直答えづらい時期もありました。
写真撮っていい?
これは、退院のときや家族に見せるための報告用に看護師と写真を撮りたいと言われる方もいます。
マスクをとってほしいと言われると化粧をしていないので気まずいです。
私はその写真を何に使われるのか分からないので嫌ですね。
返答に困ったときの対応
- 規定で答えられない
- 答えをにごす
- 患者さんに逆に質問する
- 適当にはぐらかす
それでは、自分が答えたくない質問を聞かれたときはどのような対応をとればいいのでしょうか?
規定で答えられない
この言葉は効力がありますし、それ以上患者さんはなにも言えなくなるので返答に困ったときに活用できる言葉ですね。
しつこくプライベートなことを聞いてくる方や無断で写真を撮ってくる患者さんには使用しましょう。
患者さんとの関係性を壊さずに断れるのでいいですね。
答えをにごす
世間話として質問をした患者さんに対し、答えたくない質問があれば
住んでいるのはあの辺です。
場所はちょっと遠いのでわからないと思いますよ。
などと、特定できない程度で返答をしましょう。
患者さんに逆に質問する
患者さんに質問をされたら、自分は答えずに患者さんに逆に質問をしましょう。
患者さんはだいたい質問されると楽しそうに自分に話をしてくれますし、情報収集にもなります。
これなら患者さんにも不快感を与えずに会話ができそうですね。
適当にはぐらかす
完全にセクハラ発言をしてきたり、しつこく聞いている患者さんには、適当にはぐらかしましょう。
やるべきことだけして早々に退室しましょう。
セクハラ発言には反応しないのが一番ですね。
まとめ
以上、患者さんからよく受ける質問と、答えたくないときの対処法でした。
- 同じような質問を受けることが多いので自分の鉄板な答えを見つけておく
- 患者さんからの質問に答えたくないときは関係性を壊さないように逆に質問したり、答えをにごしたりする
- セクハラ発言の多い患者さんには関わる時間を最小限にする
新人の頃は患者さんからの質問になんでも素直に答えているかもしれません。
しかし、プライベートなことは答える必要はありませんので、自分なりに質問をかわすスキルを身につけていきましょう。
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