看護師にとって大きな存在の同期との付き合い方【経験年数毎の同期との適切な関わり方について】

nanaco
総合病院で働く看護師
新卒から10年以上、転職なしで総合病院に勤務するアラサー看護師のnanacoと申します。

看護師としての経験からぶっちゃけた仕事のリアル
モラハラ元夫との最低な結婚生活から脱却
現在の夫と仲良く過ごせるようにしている工夫

そんな筆者の経験をもとに皆様のために少しでもなるような記事を書いていきたいと思っております。

一緒の部署に配属になって苦楽を共にした同期。

分からないことを教え合いながら、一緒に成長し愚痴を聞いてもらったり、たまにはバカなことを一緒にして遊んだり。

しかし、同期の存在って支えにもなるけど、先輩から同期と比較されたり、同期の子の方が自立が早いと自分は成長できていないと考えてしまったり

中堅になって、少しずつ自分の仕事のやり方ができ、お互いのタイプによってはぶつかってしまったり

そんな看護師にとって大きな存在である同期との関わりって悩むこともありますよね。

そこで、今回は同期の看護師とどのように関わっていくと良好な関係、成長し合える関係を築くことができるのか、筆者の経験からアドバイスをしていきたいと思います。

目次

新人のころ

このころは、分からないことばかりで、同じ境遇の同期がいるととても安心感がありますよね。

お互い学んだことのないことを経験したら教え合ったり、あの先輩からはこういうことを聞かれるから勉強したほうがいいよとか怖い先輩のことを情報共有したり。

なかには協調性のない子もいて、ちょっと振り回されることも。

nanaco

間違えなくいえるのは新人のつらさを乗り越えられるのは同期がいてこそだと筆者は今でも思います。

徐々に自立してできることが多くなると、新人の中でも成長のスピードが異なってきて、夜勤の自立が同期と比較して遅くなったりして、少し落ち込むこともあるかもしれません。

しかし、落ち込むことはありません

人によって成長するスピードは違い、早く自立したから仕事ができるというわけではありません

しっかりと基礎を築くことが大切なので、焦りは不要です。

過去の自分よりいかに成長できるかに視点を合わせて、先に自立している同期の良さを吸収すればOKです。

同期が先輩に可愛がられていたら多少嫉妬することもあるかもしれませんが、可愛がられるために、その同期は先輩とどう関わっているのか観察しましょう。

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同期は今後も大きな支えになる存在ですし、今後、同期で力を合わせて乗り越えなければいけないことも多いです。

お互いに有益な情報を交換したり、落ち込んでいる同期がいたら話を聴いてあげたりして、良好な関係を保てる努力をしましょう。

2.3年目

看護師になり、少しずつ仕事に慣れてくる頃ですね。

この頃になると夜勤も多くこなすようになり、なかなか同期とは勤務が一緒にならなかったり、ペアになることもまだ少ないため、新人の頃と比較するとあまり関わることも少なくなってくる時期かもしれません。

先輩の目が離れることで、自分の判断が必要になったり、フォローしてくれる先輩もいなくなり、ミスも増える時期です。

そんなときに落ち込んでいるときに支えてくれるのがやはり同期の存在ですね。

また、この頃は少しずつ委員会の仕事を任させたり、ケーススタディーを行ったりする時期です。

同期の中でもどんどん仕事を任されて頼りにされている子がいるとすごいなと感じますよね。

nanaco

筆者もある同期が先輩に自ら声をかけて仕事を手伝っている姿を見てとても刺激を受けました。

同期が頑張っている姿を見たら、いい影響を与えてくれる同期に感謝して自分も一緒になってできる仕事を見つけて取り組んでいきましょう。

また、今後、リーダーを任されることになるため、わからないことは積極的にやったり、困った時は先輩に頼ってしまうのではなく対処方法を聞いて問題を解決する術を少しずつ経験していけるとよいです。

4.5年目

この頃になると新人の教育という大きな仕事を任される時期になります。

同期でたくさん関わることも増える時期ですね。

自分たちが今まで先輩にしてもらったことを新人に実施し、新人の成長を促したり、精神的フォローを行っていきます。

とても多くの計画を立てたり、何度も新人さんの成長を共有して先輩に報告したり、新人さんのミスや体調の変化があれば、速やかに対策を立てたり、とても忙しい時期です。

nanaco

自分自身もリーダーを任されることが増え、自身も成長していかなければいけない時期なのでとても大変ですよね。

新人教育は自分たちで最初から実行していかなければならず、仕事をしない同期にイライラしたり、お互いによいと思う方法が異なり意見がぶつかったり、忙しさからお互いに余裕がなくなってしまうこともあります。

そこで仕事を分担することが大切になります。

仕事をしてくれない同期には、集計や面談などやってほしいことをしっかりと提示すること。

また、仕事のやり方でぶつかる場合は同期だけの話し合いをするのではなく、先輩も交えて相談するとよいです。

久しき中にも礼儀ありという言葉があるように、何でも言い合える同期同士だからこそ、お互いの意見を尊重しあって、ある程度は信頼して仕事を任せることが大切です。

6.7年目〜

新卒で入職した場合、アラサーと呼ばれる年になります。

同期の仲で徐々に結婚や出産など別のライフスタイルへ移行する人ができてきたり、他の部署へ異動となる同期も出てきます。

プライベートで周りの同期がどんどん結婚したり、子どもを授かっていると少しずつ焦りも感じる時期ですよね。

しかし、同期と比較して焦ってしまうのは禁物です。

一旦看護師の仕事から離れる人は、もちろん不安を感じていますし、長く看護師を続けている人のことを尊敬しています。

どのような方向に行こうと、不安はつきものですし、逆に新たな経験から学ぶこともたくさんあります

同期だからこそ、お互いに経験していることを赤裸々に共有できたり、新たな働き方はどうかな共有できたりします。

nanaco

この頃になると入職当時からの同期は少なくなり、先輩後輩の方がいい距離感で仲良くなったりもします。

まとめ

以上、各年代別、同期との関わり方についてでした。

まとめ
  • 新人のころは自立が早い同期から仕事のコツを学ぶ
  • 積極的に委員会や部署の仕事をしている同期がいたら真似をして成長する
  • 新人教育はお互いの意見を尊重して仕事を分担する
  • ライフスタイルの異なる同期とは比較せず有益な情報交換をする

看護師にとって同期はとても大きな存在です。

しかし、親しい仲だからこそ、同期に対する悩みも出やすい時期もあります。

自分自身の捉え方で、同期の存在が刺激になったり、支えになったりもしますので、良好な関係で関わっていけるとよいですね。

nanaco
総合病院で働く看護師
読んでくださってありがとうございました。

筆者は新卒から10年以上、転職なしで総合病院に勤務するアラサー看護師のnanacoです。看護師としてバリバリ働きたいというよりは、心健やかに穏やかに過ごしていければいいという考えで働いています。

これまでの看護師としての経験からぶっちゃけた仕事のリアルやモラハラ元夫との最低な結婚生活から脱却、モラハラ夫との辛い結婚生活の経験を活かし、現在の夫と仲良く過ごせるようにしている工夫など、そんな筆者の経験をもとに皆様のために少しでもなるような記事を書いていきたいと思っておりますので、ぜひ他の記事もご覧になっていただけると嬉しいです。
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