看護師の筆者のnanacoです。
看護師として働いているなかでさまざまな心霊体験や不可解な経験をしてきました。
病院は出るってイメージがあるけど、夜勤で心霊現象がないか心配です。
これから夜勤をするときに心霊現象が心配な方や、病院の怖い話に興味がある方のために、今回は筆者が体験した夜勤中の怖い体験についてご紹介していきたいと思います。
恐怖の体験談
私は霊感などは全くなく、特に怖がりでもありませんが、さすがに恐怖を感じたできごとについてご紹介していきます。
- ある部屋で同じことを訴える患者さんたち
- 誰もいない部屋からのナースコール
- 患者さんが亡くなる夢を見て病棟にいくと、、
- そこの後ろの人は?って言われた
ある部屋で同じことを訴える患者さんたち
私の病院では重症な患者さんが入る部屋が決まっており、ナースステーションに一番近い部屋がそうなっています。
もちろん、その部屋の患者さんは重症であるがためにお亡くなりになることが多い部屋でもあります。
その部屋に入った認知症の患者さんが、ナースコールを押されたので駆けつけると、部屋の角を指差して
さっきから兵隊さんの列がそこを通っているの。
と話されるのです。
認知症のある患者さんだったため、幻覚や思い込みなどかなとその時は深く考えませんでした。
しかし、その後にその部屋に入院となった、認知症のない患者さんも同様に「兵隊の列が行進をしている夢を見た。」「夜な夜な行進する足音が聞こえて眠れない。」と話され、前の患者さんと同じ部屋の角を指差すのです。
その患者さんには
いやー、私には聞こえないですけどね。上の階の方ですかね?
と答えましたが、2人連続で同じことを言われたため、とても怖かったです。
誰もいない部屋からのナースコール
空室で誰もいない部屋から、突然ナースコールがなった経験はありますか?
ある夜勤中、筆者が後輩とナースステーションで話しているときのことです。
ある部屋のナースコールが鳴りましたが
え?この部屋誰もいませんよ。
と、空室だと分かった瞬間に怖くなり後輩と叫び声をあげました。
見に行くのも嫌でしたが、万が一、他の患者さんが迷子になっていたりする可能性もあるため、二人で恐る恐る確認しにいきましたが、誰もおらず、ナースコールもしっかりと束ねられていました。
これは本当に心霊現象ですね。
私は昔、絶対に自分でナースコールを押せない寝たきりの患者さんの部屋からナースコールがあり、その部屋へいくとその患者さんの息が止まっていたことがありました。
患者さんが亡くなる夢を見て病棟にいくと、、
これは筆者が新人のときに体験したことです。
新人のため、まだ患者さんのお亡くなりになるところに遭遇したことがなかったのですが、夜勤前の仮眠をしていると、妙にリアルな働いている夢をみて、ある患者さんが亡くなりケアをする夢をみました。
仮眠から目覚めたときは夢かと安心し、夜勤にいくとその夢に出てきた患者さんの部屋が空室になっていました。
まさか?
と思い先輩に聞くと
今日の14時くらいにお亡くなられたよ。
と教えてもらい、ちょうど筆者が夢を見ていた時間頃にその患者さんは息を引き取ったとのことでした。
何か、虫の知らせというか、なんなのか分かりませんが、とてもびっくりしました。
そこの後ろの人は?って言われた
患者さんの検温をするために患者さんのもとへいくと私が立っているすぐ横を指差して
そこの後ろの落ち武者は誰?
と言われたことがあります。
私には全く何も見えませんでしたが、それを言われた瞬間、全身がこわばってしまいとても怖かったです。
家に帰ってからも忘れられず、何となく嫌だったので、とりあえず家にあったアジシオを全身にふりかけました。
なんちゃって恐怖の体験話
恐怖体験だと思ったらまさかの結果だった話もご紹介します。
- 夜な夜なのぞいてくる女の人がいる
- 仮眠室のドアがノックされる
- さっき亡くなった患者さんの部屋からナースコール
夜な夜のぞいてくる女の人がいる
ある日、朝の巡視を行っていると、ある患者さんに
夜中にカーテンから髪の長いおばあさんが部屋に入ってきたけど大丈夫だった?
と話されました。
霊かなにかを見たのかなと思いましたが、忙しさもあり、細かいことは聞かず
それは怖い思いをしましたね。
などを話して終わりました。
しかし、巡視を続けると、先程の患者と同様に同じような話をされるかたが数人!
これは本当に髪の長いおばあさんの霊がいるのではないかとスタッフで恐怖を感じていました。
朝食も終わり、高齢の女性が車椅子に乗ってリハビリにいくときに、さっきの患者さんが
他の人の部屋に入ったら駄目よ。
とその人に声をかけており、まさかの実際の患者さんがはいかいしていたとは。
スタッフ同士で完全に霊だと信じていたため、とてもまさかな結果でした。
仮眠室のドアがノックされる
看護師は一人ずつ仮眠室で休憩を取るのですが、もちろん、急変や緊急の入院があれば、休憩しているスタッフを起こして業務を手伝ってもらうこともあります。
その時は仮眠室で筆者が休憩していたのですが、外からコンコンと静かに部屋をノックされました。
寝ていた筆者は寝ぼけており、ノックされたのかよく分からずいると、再度コンコンと静かにノックされました。
気のせいではなかったと思い、すぐに起きて鍵を開ますが外には誰もいませんでした。
え?誰もいない・・。
と恐怖に思い、とりあえず誰かに確認を取ろうとして起きて、ナースステーションへいくと
ゴキブリが仮眠室に入りそうだったので、いちよう静かにノックだけしました。
と言われました。
ゴキブリがとても嫌いな筆者にとって、これは普通におばけよりも恐怖体験でした。
さっき亡くなった患者さんの部屋からナースコール
夜勤開始直前にお亡くなりになった患者さん。
葬儀屋さんのお迎えがきてお見送りまで終了し、ほっとしていると、その患者さんがいた部屋のナースコールが「ピンポーン」と、、、。
誰もいないはずなのにどうして?と恐る恐るいくと、清掃の人がナースコールを拭いていいるときに、ただコールを間違えて押してしまっていただけでした。
清掃中にナースコールを押してしまうのはあるあるですね。
まとめ
以上、筆者が経験した夜勤中の怖い体験談でした。
病院は実際、ナースステーションは夜間も明るいですし、モニターの音などが絶えず響いており、一般の方がイメージするよりは怖くないので、心霊現象が心配な学生さんは安心してください。
コメント