筆者のnanacoです。
筆者は離婚経験があり、現在の夫も離婚経験のあるバツイチ同士の再婚夫婦です。
再婚して、現在はとても幸せに生活することができていますが、結婚前は
また離婚なんてことになったらどうしよう。
と、とても心配をしていました。
そこで今回は、バツイチ同士の結婚について、当事者である筆者夫婦が感じたメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。
バツイチ同士の再婚のデメリット
- 前回の離婚理由が心配
- 結婚式などのイベントが新鮮ではない
- 婚姻届を書くときに思い出す
- 子どもがいる場合
- 離婚率が高い
まずはバツイチ同士の再婚のデメリットについて解説していきます。
前回の離婚理由が心配
離婚経験のある現在の夫ととの交際中、一番気になったことは前回の離婚原因です。
浮気をしていたり、相手に暴力を奮っていたり、夫側に問題があって離婚した場合は再婚しても同じことが原因で結婚生活がうまくいかないことが想定されたためです。
離婚の理由が自分にない場合は、むしろ相手との関係を良好にしたいと努力した経験があります。
ですので、次の結婚生活では良好な関係を築こうと努力するためうまくいくことが多いです。
バツイチの方との再婚を検討されている方は、ちょっと聞きにくいかもしれませんが、ある程度、距離が近づいたら再婚相手を考えている相手の前回の離婚理由を嘘なく確認することが大切になります。
なかなか聞きにくいことではあるけど、事前に確認しておくことは大切ですね。
結婚式などのイベントが新鮮ではない
筆者の夫は以前の相手と結婚式を行っており
結婚式の準備などは大変だからしなくてもいい。
という意見でした。
筆者も結婚式は不要と考えている派でしたので、再婚時は結婚式は行わず、写真の撮影のみ行いました。
もし結婚式を行う場合、どちらかが既に結婚式を経験していると全く新鮮ではなく、また、以前の記憶がとみがえってきてしまうため、バツイチ再婚のデメリットだと言えます。
筆者夫婦のように、同一の意見でしたら問題はありませんが、どちらかが結婚式を行いたいと感じている場合は慎重にお互いの意見をすり合わせる必要があります。
婚姻届を書くときに思い出す
再婚をするときは初婚のときと同様に婚姻届を記入します。
その記入欄には初婚なのか、再婚なのか、また、前回の離婚時期を記載するところがあり、嫌でも離婚のことを思い出さなくてはなりません。
ですので、婚姻届を記載してもらうときに、再婚であることを結婚相手やお互いの両親に内緒にしたい場合は注意が必要になります。
また、入籍に伴い本籍が載っている戸籍なども必要となることがあり、お互い元パートナーの情報が分かってしまいます。
結婚という新しい門出に、昔のことを思い出してしまい複雑な気持ちでした。
子どもがいる場合
前のパートナーとの子どもを育てていく場合や、新しいパートナーが養育費を払っている場合は、前のパートナーとの面会があったり、多少なりともやり取りが発生します。
もう以前の相手とは何もないとは思いますが、再婚相手も知らないところでやり取りを必要があり、お互いに気を遣います。
もちろんいろんな葛藤やわずらわしさがあり、過去を一新できないのがつらいですよね。
子どもの養育費や面会交流の頻度はしっかり確認しておきたい点ですね。
しかし、再婚して子どもを二人で育てていく場合は、新しい家族が増えるという面ではメリットでもあります。
離婚率が高い
全体の夫婦の1/3が離婚すると言われていますが、再婚のカップルの離婚率はなんと50%にも上昇します。
離婚を一度経験していると離婚へのハードルが下がってしまうのか、また、何かしらの問題を抱えてしまって離婚することになるのかは分かりませんが、この数値を見ると少し不安に感じてしまいますよね。
離婚率を知ってから再婚することへの不安が大きくなりました。
バツイチ同士の再婚のメリット
- 結婚に夢を見ない
- 手続きがスムーズ
- 相手の親の理解が得られる
- お互いのつらさを理解できる
- 夫婦お互いの努力が必要だと理解している
- 過去の相手がひどすぎてよく見える
- 以前の結婚生活の学びをいかせる
バツイチ再婚のデメリットをみて不安になった方もいるかもしれませんが、次はバツイチ同士の再婚のメリットについて解説していきます。
結婚に夢を見ない
結婚生活を一度体験している同士であるため、結婚がゴールとは思っていません。
結婚生活がお互いストレスなく過ごせるように、これまでの体験したことをいかして話し合ったり、相手への接し方に気をつけることができます。
お互いがバツイチだと温度感も一緒なので、そこがいいですね。
手続きがスムーズ
結婚の手続きや、会社への書類、改姓の手続きなど、一度経験しているため、前回より具体的にイメージできますし、実際にスムーズに行動することが可能です。
前回の経験からすんなりと手続きができました。
相手の親の理解が得られる
どちらかが初婚であると、必要以上に両親が相手の離婚していることに不安を感じたり、理解が得られない場合もあります。
しかし、バツイチ同士なら、お互いの両親の結婚の理解が得られやすいメリットがあります。
また、お互いの両親が二人の関係が上手くいくようにアドバイスをしてくれたり、定期的に夫婦の関係について気にしてくれたり、強い味方になってくれます。
お互いバツイチだと負い目を感じないので、とてもよかったです。
お互いのつらさを理解できる
離婚はとてもストレスのかかる行為ですし、以前の結婚生活でとてもつらい思いをしていることがあります。
バツイチ同士ですと、お互いのつらさを理解し合えることがメリットです。
筆者も元夫のモラハラをいまだに思い出してつらくなることもありますが、今の夫は話を聞いてくれて理解してくれます。
夫婦お互いの努力が必要だと理解している
前回の結婚生活では、相手とのコミュニケーションがうまくいかなかったので離婚をしました。
離婚をするまでにいろいろな努力をしたり、夫婦が仲良く過ごせるためのコミュニケーション方法について学んだりしてきました。
ですので、新たな結婚生活でも最初からお互いが気持ちよく過ごせるような努力をすることができ、良好な関係を築こうとお互いが感じているため、仲良し夫婦になりやすいと思います。
たくさん話し合いをして良い関係がキープできるようにしています。
過去の相手がひどすぎてよく見える
前のパートナーとは離婚するほど嫌なところを見てきており、それと比較するととても、現在のパートナーはよい面が見えやすいです。
また、相手選びの段階から、前回の結婚生活からの学びをいかして、良好な夫婦関係を築ける相手を見極めようとするため、相手選びに苦戦せずに済みます。
筆者は離婚してから、何でも話し合いをして夫婦関係を良好に保ちたいと思っている人と再婚したいと心に決めていました。
以前の結婚生活の学びをいかせる
以前の結婚生活の経験があり、住む家の選択やお金の管理方法、家事の分担方法など、前回の学びからお互いの意見を言い合うことができ、よりよい選択ができる点がメリットです。
以前の結婚生活のことを全く持ち込んでほしくない方はデメリットかもしれませんが、経験を積んでいるため、お互いの参考になることが多いのは事実です。
まとめ
以上、バツイチ同士の再婚のメリット・デメリットについてでした。
- バツイチ同士で再婚を考える場合、相手の離婚理由をしっかりと確認しておく
- 前回の結婚をなかったことにはできず、子どもがいる場合は特に配慮や確認が大切
- 離婚経験から学んだことを次の結婚生活にいかすことは可能
- バツイチ同士はお互いのつらさが理解し合え、両親の理解も得られやすい
バツイチの経験から学べたこともあり、バツイチ同士の結婚はメリットもありますので、再婚を悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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