離婚経験のある筆者のnanacoです。
ちなみに、現在夫のおれも離婚経験があります。
離婚って本当に精神的につらい経験ですよね。
筆者も離婚してから1年くらいは思い出すことも多くてとてもつらい思いをしました。
おれも離婚から早く立ち直るためにいろんな趣味を始めてみたりしました。
しかし、離婚をしたことで、現在は幸せに暮らすことができており、離婚して後悔は全くありません。
そこで今回は離婚のつらさや、離婚からの立ち直り方などを筆者夫婦の経験をもとに解説していきたいと思います。
- 離婚のつらさ
- 離婚の立ち直り方
- 離婚からの立ち直るプロセス
離婚のつらさ
まずは離婚のつらさについて解説していきます。
- 子どもについて
- 財産について
- 引っ越し
- 周りへの報告
- 改姓・戸籍の手続き
子どもについて
離婚となるとまず気がかりなのが、子どものことですよね。
どちらが親権を持つのか、養育費はどうするのか、面会などの決まりはどうするのかなど、たくさん決めなければいけないことがあります。
離婚する相手と何度も話あったり、手続きをすることはとてもつらいですし、弁護士などと話し合ったり、書類を作成したりと本当に労力もお金もかかる問題です。
また、こどもに対しての説明や、精神的フォローも大変です。
ましてや、離婚を相手がすぐに同意しない場合など、裁判になる場合はもっと時間と労力を要するため、ただでさえ離婚で落ち込んでいるのに、追い打ちをかけられます。
財産について
結婚生活で夫婦が協力して築いた財産は財産分与の対象です。
夫婦のときは財産を共有している人も多く、弁護士を介して計算をしたり、土地や住宅がある場合、そのローンなども見直さなければいけません。
ローンの保証人になっていたりすると、別の保証人を探し、たくさんの手続きや審査を行ったり、住宅を売りに出す場合も不動産会社へ手続きをしたり、手数料などの経費もたくさんかかってしまいます。
お金の問題は不満をいだきやすく、一番モヤモヤしますし、相手からの恨みも買いやすいので、要注意です。
財産については公正証書など作成しておくと安心ですね。
引っ越し
一緒に住んでいる場合、新しく居住地を探し契約をしたり、家具や家電をそろえる必要があります。
また、居住地が変更になるため、生活スタイルが変化し、新しい住居周りの環境に慣れるのも一苦労です。
たくさんやることがあるなかで、決めることも多く、新しい環境にも慣れなければならず、とても大変な作業です。
筆者は住む場所が職場から離れてしまったので、そこが始めは苦痛でした。
おれは元パートナーと住んでいたところから引っ越して心機一転できてよかったです。
周りへの報告
保険などの関係で離婚したことを会社へ報告することは必須です。
まだ、離婚したてで気持ちが落ち込んでいるときに、離婚したうわさが広まって根掘り葉掘り聞かれたり、影で何か言われていなくても言われていると感じたり、精神的にもつらいです。
筆者はうわさ好きの先輩に離婚したことがバレたくなくて、しばらく報告しませんでした。
また、結婚を喜んでくれた親友への報告や夫婦でお世話になったひとへの報告、結婚祝いをしてくださった人への報告はとても申し訳ない気持ちにもなります。
お世話になった会社の上司には申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
改姓・戸籍の手続き
住所や名字が変更になる場合、各種免許証やマイナンバーガード、銀行口座、スマホの契約など、とてもたくさんの手続きがあります。
ここで、改姓の理由などを聞かれることがあり、その度に離婚をしたことを窓口で話さなければいけないことが心労ですし、結婚のときとは異なり、名字が変わる嬉しさもないため、本当に面倒です。
しかし、ここでしっかりと変更しておかないと、元パートナーの名字で郵便が届いたり、新しいパートナーができたときに相手に気を遣わせてしまったりするので、ここは踏ん張り時です。
このときばかりは夫婦別姓ができればいいのにと心から思いました。
離婚の立ち直り方
次につらい離婚からの立ち直り方について解説していきます。
- 頭に浮かんだら切り替える
- 積極的にリラックスする
- 新しい趣味を持つ
- 人と話す
- 離婚理由を周りに言わない
- 自分を必要以上に責めない
- 次の経験にいかせると考える
頭に浮かんだら切り替える
つらいことがあった場合、何度も思い出して、嫌な気持ちになると思います。
しかし、何度も思い出すと余計につらくなってしまうため、とにかく思い出す度に、頭を切り替える努力をすることが大切です。
そんなときは、考えてしまっていることに気付いたら「ストップ」と言ったり、目線だけを上に向けたり、手をたたいたり決まった行動を繰り返します。
思い出した度に、同じように繰り返すことで、考えを中断し気持ちを切り替えることができます。
筆者は特に運転中に考えてしまうことが多かったので、この方法を続けていました。
思い出しても思い出さなくても何に変わらないなら、間違えなく考えないほうがいいですね。
積極的にリラックスする
離婚当初は手続きなどやることも多く、まだ実感も湧いておらず、がむしゃらになることがありますが、しばらくして落ち着いた時間ができると、今までの疲れがどっと出てきます。
ですので、疲れに気付いていないときから、自分にはたくさんのストレスがかかっていることを意識して積極的にリラックスして自分を癒やしてあげる必要があります。
方法としては、銭湯にいってゆっくりしたり、お気に入りの香りをかいて深呼吸したり、ハーブティーを飲んだりです。
急にストレスの限界に達していたなんてことになると、精神的に支障をきたしてしまったりするので、前もって自分の精神的メンテナンスを行っておきましょう。
自分が思っている以上にストレスがかかっているので、無理は禁物ですね。
ストレスがかかりすぎて適応障害や鬱にならないように気をつけないといけませんね。
新しい趣味を持つ
今までの生活から一変しますので、何かしら時間や余裕ができるはずです。
変に時間が空いても、嫌なことを思い出したり、将来の不安を漠然と考えてしまったりするので、別のことに時間を使うことがおすすめです。
山登りをしたり、キャンプに挑戦したり、作ったことのない手の込んだ料理を自分のために作るのもよいです。
筆者は新たに家族と遊ぶ時間を作るようにしました。
おれは景色のいい場所が好きなので、小旅行や登山に挑戦するようになりました。
人と話す
人に話を聞いてもらうと、少しは気持ちが楽になることもあると思います。
気の知れた友人や親、家族に話を聞いてもらいましょう。
もちろん、話を聞いてくれる人も完璧ではないため、的確なアドバイスなどができませんので、期待をしすぎるのはいけません。
本格的な悩みは専門の弁護士や市役所などに相談し、ただ話を聞いてほしいことは周りの人に聞いてもらうようにしましょう。
やっぱり人に話すと多少気分が軽くなる気がしました。
おれは人にあまり悩みを相談するタイプではないので、離婚とは関係のない話をして気を紛らわしてくれる方が助かりました。
離婚理由を周りに言わない
筆者は周りに詳しく離婚理由をいいませんでした。
理由は根掘り葉掘り聞かれて思い出すのがつらいのと、暴力を受けていたことを言いたくなかったからです。
離婚理由を聞かれたときは
相手の仕事が忙しくて話し合いがうまくいかなくて。
というようにしています。
必要以上に離婚相手のことを思い出さなくていいですし、哀れみの目でみられることもありません。
周りにはいろいろな人がいるので、周りの人に言って傷付くなら適当に流したほうがいいですね。
自分を必要以上に責めない
離婚=マイナスなイメージがあるかもしれませんが、離婚してよかったと思うこともたくさんあります。
離婚の理由を自分の中に探したり、離婚してしまうような相手を見抜けなかった自分を責めることは辞めましょう。
これをしても全くいいことはありません。
過去を悔やんでも何も変えることはできません。
離婚という決断をできた自分を認め、今と未来に着目して行動していきましょう。
最初はなぜ見抜けず結婚してしまったのか悔やむこともありましたが、やはりそんなことを考えても無駄だとわかりました。
次の経験にいかせると考える
離婚は本当に悪いことだけではありません。
別の記事でも紹介していますが、メリットもあります。
そこに注目してポジティブに捉えましょう。
おれら夫婦が仲がいいのはお互いにバツイチの経験から学んだことをいかせているからだと思います。
離婚からの立ち直るプロセス
離婚してからの状況や精神状況の変化について表にまとめました。
離婚からの期間 | 時期 | 精神状況 |
---|---|---|
半月 | 手続きで忙しい時期 | とてもつらいけど、やることも多く落ち込んでいる暇はない。 |
2カ月 | 手続きも落ち着いた時期 | やらなければいけないことも片付き、その疲れも相まって精神的にとても落ち込みやすい。 |
半年 | 新しい生活に慣れてくる時期 | ネタとして周りにカミングアウトできるくらいになる時期。 しかしふとしたときに思い出してしまいつらい気持ちになる。 |
1年 | 新しい生活が日常になる時期 | 1年も経過すると新しい生活が日常になり、穏やかな日々を過ごすことができるようになる。 |
2年 | 離婚を思い出さない日も | 新たな趣味や新しい交友関係もでき、離婚について思い出す間隔も3〜7日に1回くらいのペースになる。 |
※人によって個人差はあります |
今はつらくても、いつかは時間が解決してくれることを念頭に置いて乗りこえましょう。
まとめ
以上、離婚のつらさ、離婚からの立ち直る方法についてでした。
- 離婚すると子どもや財産、改姓などの手続きが大変で精神的にも負担がかかりやすい
- 離婚は自分が思っている以上にストレスがかかるため気分転換や新しい趣味を楽しむとよい
- どんなにつらくてもいつかは時間が解決してくれる
- 離婚の経験を次にいかせることもある
自分の精神面に気を配りながら、つらい気持ちの対処を積極的にしてあげて、乗りこえていきましょう。
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