筆者の元夫はとんでもないモラハラ夫でした。
結婚中は、そのモラハラをどうにか改善できないかといろいろな試行錯誤を重ねてきました。
どうにかその状況から抜け出したくてネットからいろいろと情報収集をして試していました。
同じように、現在、モラハラ夫との関わりに悩む方は、何か改善の余地はないかとわらにでもすがる思いだと思います。
そのような方に少しでも参考になればと思い、筆者の体験・試行錯誤を赤裸々に紹介したいと思います。
モラハラ夫の仰天行動
モラハラ夫も信じられない行動と、その時の筆者の考え方、気持ちの切り替え方。
その結果、自分の気持ちやモラハラ夫の行動がどうなったのかご紹介します。
- せっかく食事を作ったのに捨てる
- あいさつも質問にも全て無視
- 偏った価値観を強要
- 自分の面倒は妻が見て当たり前
- 自分の間違えを認めない
体験談1 せっかく食事を作ったのに捨てる
食事は当時、筆者が担当していました。
モラハラ夫の何か気に障ることがあると、せっかく作った食事を食べずに、一人で外食にでかけてしまったり、ゴミ箱や三角コーナーに作ったご飯を捨てられたりしました。
モラハラ夫からすると、自分が不機嫌であることを伝えるためのパフォーマンスなのかもしれませんが、食事を作ってくれることへの感謝も全くありませんし、食べ物を粗末にするひどい行動です。
筆者はとても傷付きましたし、嫌な気持ちになりました。
しかし、相手は仕事で何か嫌なことがあったのかも知れない、相手は忙しくて心の余裕がないだけだと思うことで乗り切りました。
食事を作ってもまだ捨てられてしますのではないかと考えてしまい、家事のやる気がなくなりました。
また、自分の気持ちを押し殺したせいで、モラハラ夫が他にも何かしたときに、余計にイライラをつのらせていました。
体験談2 あいさつも質問にも全て無視
モラハラ夫は小さなことにも不満を感じ、何かとすぐに無視をしてきました。
特に困ったのが、家のことで期日までに二人で決めなければいけないことも話し合えないことでした。
モラハラ夫は無視することで相手に何か無視されるようなことをしてしまったかもと思わせ、相手に気を遣わせ、自分に依存させようとします。
筆者は当時、無視されるとやはり、何か自分の行動が相手を不快にさせてしまったのではないかと不安にはなりました。
しかし、相手の仕事が忙しくて心に余裕がないだけ、声をかけるタイミングが悪かっただけだと考えました。
自分にできることはいつもどおりあいさつをすることで、相手の態度は自分にはどうしようもできないため、考えないようにしました。
その代わりに自分の好きなことを考えて、好きな音楽を聴いて過ごしました。
その結果、多少は自分を責めずに過ごすことができました。
長引く無視や繰り返される無視で、決めなければいけないことを話し合えず、イライラしました。
また、ずっと相手の顔色を伺って、これしたら怒るかな?これしなかったら無視されるかな?とビクビク生活するようになってしまいました。
体験談3 偏った価値観を強要
日用品や食品などの買い物は筆者が行っていましたが、
家計は節約すべき!
だといい買い物に行く労力も考えず、遠くても安いスーパーに行くことを強要してきました。
また、筆者が半年ぶりに友達とのランチへ行ったときに、1000円程度のランチで支払いも自分でしましたが
夫が汗水流して働いているのに、妻はのんきに高いランチを食べていることがムカつく。
と言われ、気持ちよく友達と遊ぶこともできませんでした。
他にも、光熱費を毎月支払いに出かけることが面倒なので、
口座から引き落としにしたい。
と言ったら
個人情報が盗まれるから駄目!
と言ってきました。
モラハラ夫には謎のマイルールがあり、それを妻に強要してきて、言うことを聞かないと不機嫌になるのが特徴です。
筆者はそういった発言には反応しないことを徹底しました。
こちらの気持ちも考えずに理不尽なルールを押し付けてくる悲しさには落ち込まず、しっかり食べて寝て、ウォーキングをしたり、深呼吸をしたりすることで乗り切りました。
夫は落ち込んでいない妻を見てさらに不機嫌になりました。
また、自分の不機嫌さを表現する行動もエスカレートし、ゴミ箱やゲーム機などをわざと倒して歩いたり、ものに当たったりするようになりました。
体験談4 自分の面倒は妻が見て当たり前
筆者は共働きであるにも関わらず、家事全般を一人でこなしていました。
感謝の言葉は一度もありませんでした。
それだけではなく、モラハラ夫の服のクリーニングを出したり、靴や服も買ってくるように言われました。
もちろん、モラハラ夫が直接購入品を確認していないため、襟の形が気に入らないとか、靴のサイズが小さいなど、気にいらないと返品もさせられ、筆者も忙しい中、店に何度も出向くこととなりとても手間でした。
また、夜中の10時頃に急に
ほしいものがあるから買ってこい
と言われ
もうお風呂に入った後だから明日でもいい?
と断ると
夫婦なのに、相手のことに協力できないところが嫌い。
と言われました。
筆者は、そんな夫の発言に「どの口が言うとんねん。」と突っ込みたくなりましたが、相手との関係を悪くしたくないため、自分がされたら嬉しいことを見返りを求めずにできるように成長しようとしました。
感謝されないと家事のやる気も起きませんし、感謝を求めてしまっている自分の考え方を駄目だと思って自分を責めてしまうこともありました。
モラハラ夫はどんどんとつけあがり、何をしてもいいんだと勘違いをし、筆者に対し、突き飛ばしたり、頭をたたいたり、ひどい時は全治3週間の打撲を負わされるDVに発展しました。
体験談5 自分の間違えを認めない
モラハラ夫は、今日着ていく予定だった上着がなく、筆者に対し大声で怒鳴り、クローゼットの中身をグチャグチャにして物にも当たってきてたこともありました。
結局、帰ってきたらその服を着ており、自分が会社に忘れてきただけなのに、謝罪や報告もありませんでした。
逆に妻がちょっとしたことでもミスをした時は水を得た魚のように、人格まで否定するようにののしってきます。
筆者も相手にののしられた分、やり返したい気持ちもありましたが、モラハラ夫は仕事で下っ端だから家庭で威張りたいだけのかわいそうな男だと思って乗り切りました。
やはり嫌なことを言われたストレスでとてもイライラしましたし、怒鳴られたり、物に当たられることで、気力を失いました。
人格まで否定され続けると、本当に自分は駄目な人間なのだと、自分を責めてしまいました。
まとめ
以上、筆者が受けたモラハラ体験談から、筆者がどのように乗り切ったのか。
その結果、どのようになったのかを解説しました。
- モラハラ夫にされたひどいことを対処しようとするが裏目に出てしまうことが多い
- 自分の感情を我慢すると余計にモラハラ夫の行動をエスカレートさせてしまう
- モラハラ夫は常識が通じないため正論をぶつけても無駄
筆者は当時、とてもつらいのに離婚せずに何とかしようと考えていたので、今思えば全く冷静ではなかったと思いました。
モラハラ夫からは逃げるしかありません。
そして、一刻も早く逃げないと、鬱やPTSDなどを発症し、一生あなたの心を苦しめます。
相手がいないとホッとすると感じたり、もう死にたいと感じている場合は、早く離婚しましょう。
必ず、あなたのことを大切に思っていくれる人が周りに現れてくれますし、あなた自身を大切にしてあげましょう。
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