筆者のnanacoです。
筆者は現在の夫と結婚する前、同棲をしていました。
同棲当初は現在の夫の生活習慣と自分の生活習慣の違いに驚き、お互いにモヤモヤすることもありました。
しかし、お互いの考え方や生活習慣の違いについて、細かく話し合いを行うことで、現在はストレスなく幸せに生活を送ることができています。
そんな経験から、今回は同棲を始めるときにびっくりしがちなこと、同棲前に話し合っておきたいこと、同棲開始後にけんかせずに話し合う方法について解説していきます。
- 同棲をはじめてから驚きがちなこと
- 同棲前に話し合っておくべきこと
- 同棲開始直後に喧嘩せず話し合うポイント
同棲をはじめてから驚きがちなこと
この記事を呼んでくださっている方は同棲が初めてという方も多いと思います。
ですので、同棲をはじめたカップルがお互いの生活習慣や文化の違いにびっくりしがちなことについて学び、事前に知識をつけておきましょう。
- バスタオルの洗う頻度
- トイレのふたを閉めるか、座ってするか
- ベッドや布団に外着で入れるか
- 寝るのは布団派?ベッド派?
- 何時に寝て起きるのか
バスタオルの洗う頻度
お風呂に入った後に使用したバスタオルを毎回洗濯するのか、数回使用してから洗濯するのかという話です。
これは実家で生活していたときの習慣を引き継いでおり、それが当たり前だと思って今までお互いに生活してきたため、それぞれの違いに驚きます。
バスタオルを毎回洗う人からすると、何回もバスタオルを使用するのは不潔だと感じてしまいますし、逆に数回使用してから洗濯を行う人には、毎回洗濯する行為が洗濯物を増やしてしまいますし、お風呂上がりのきれいな体を拭いているのだから、洗濯は不要だと感じます。
洗い物が増えるため洗濯物を担当する方の意見も尊重するといいかもしれませんね。
トイレのふたを閉めるか、座ってするか
これはトイレの後にふたを閉めてから流すのか、そのままふたを閉めずに流すのか問題です。
また、男性がトイレをするときに、座ってするのか、立ってするのかも問題となってきます。
便座が上がっていると、女性の実家で父親が便座を下げていた場合、初めは驚くことが多いかもしれません。
男性側はトイレは立ってしたい人もいますが、女性は飛び散ることを懸念して男性にも座ってしてほしいと考えている人が多いようです。
おれは立ってしたい派なのでトイレ掃除を担当しています。
ベッドや布団に外着で入れるか
自分のベッドや布団に、外で着ていた服で眠れるのか、眠れないのか問題です。
潔癖症な人などは特に、外で何が付いているか分からない汚れている格好で、布団に入ることが無理な人もいます。
逆に、外着のまま、そのままベッドに座ったり、眠ることに全く抵抗のない人もいます。
抵抗のない人は無意識にやってしまいがちですが、潔癖症の人にとって重要な問題なので相手が我慢していないか確認すべきですね。
寝るのは布団派?ベッド派?
寝るときにベッドがいいのか、布団がいいのか問題です。
ベッドを使用している人の割合は6割以上ですので、多数派の意見のようです。
ベッドの方が機能性が高いマットレスを使用しており心地よさがあったり、布団のようにいちいち引いたりしなくてもよいというメリットがあります。
反対に布団派の人からすると、ベッドのように寝ているときに下に落ちることがなく、天日干しなどが簡単、布団の方が場所を取らないなどのメリットがあります。
睡眠は人生の多く時間を割く行為ですし、睡眠の質は身体面、精神面に大きく関わることですので、その人のこだわりが出やすい問題です。
部屋の広さを考えて布団を引いて寝ています。
何時に寝て起きるのか
これも一緒に暮らす上で大きな問題です。
夜間に遅くまで大きな音でゲームをされたり、ユーチューブを見られては眠れませんし、逆の立場だと、早く寝る人に気を遣って夜の自由な時間を楽しめない場合もあります。
部屋数や部屋割りを決めるときに、大切な情報となります。
筆者は夜勤をしているので、仮眠が静かに取れる環境が必須条件でした。
同棲前に話し合っておくべきこと
今から挙げる項目に関して、しっかりと話し合っておかなければ、同棲後に大きな不満をいだいてしまうことになりかねませんし、同棲をはじめてしまってからでは、後戻りできないこともあるため、重要な項目となっています。
このタイミングでしっかりと話し合えないようであれば、同棲後や結婚してからも同様の態度をとることが十分に予知できます。
このまま同棲の話を進めてよいのかしっかり考えましょう。
- 家事分担
- お金の管理方法
- 家電・家具について
- 両親へのあいさつ
- 住む場所
家事分担
これは、特に女性が積極的に話し合いを行うべき項目となっています。
なぜならば、現代では共働きの家庭が増え、男性も家事を担うことが当たり前となっていますが、家事は女性が行うものと信じてやまない、昭和の考えを持つ男性も一定数いるためです。
家事を実際に羅列してみて、分担を話し合い、お互い口約束にならないようにノートに記録を残しておくことをオススメします。
特に、既にどちらかは一人暮らしをしていて、その部屋で一緒に生活をする場合は、もともと住んでいた人の家事の負担が大きくなりやすいため、二人で新しく習慣を作っていく必要があります。
次の記事では家事の分担について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
お金の管理方法
お金の不信感や不満は大きくなりやすい問題ですので、同棲前に家賃や光熱費の引き落とし、食費などの折半方法について話し合っておく必要があります。
お金の問題はいざ、同居をはじめてからだと、めんどくさくなってしまってしまいがちです。
また、勤めている会社によっては、家賃の手当なども出るところがありますので、同棲前、アパートの契約前にしっかりと話し合っておきましょう。
家賃手当があるかどうかはとても大きな問題です。
家電・家具について
二人とも、一人暮らしをしていなかった場合、多くの家具・家電の準備が必要です。
とても時間と労力のかかる作業ですが、家具・家電は好みにも大きく左右されますし、生活習慣にも影響しますので、二人で選ぶことをオススメします。
また、どちらか一人暮らしをしていた場所に住み始める場合も、追加で購入する家具はないのか、その負担はどうするのか、万が一、同棲を解消することになった場合はどうするのかまで検討しておきましょう。
おれは初期費用を抑えたかったので、リサイクルショップなどで前もっていい商品がないか見て回っていました。
両親へのあいさつ
結婚を見据えての同棲ならば特にお互いへの両親への挨拶をしておくべきです。
結婚を視野に入れていない状態でも、お互い両親へのあいさつはなくてもいいと考えているのか、両親が安心できるように挨拶してほしいと考えているのか明確にしておきましょう。
お母さん的には同棲前にしっかりと相手の顔を見てあいさつしてほしいです。
住む場所
居住地はお互いの通勤時間や公共交通機関の近さ、ネット環境、部屋数など、さまざまなこだわりと生活習慣に影響します。
賃貸会社へ行く前に、お互いのこだわりや必須条件について出し合っておきましょう。
なぜならば、実際に内見に行くと、きれいで機能性の良い部屋にひかれてしまい、予算をオーバーすることもあるためです。
やはり家賃の高いところはきれいで設備もしっかりしているので、気持ちが揺らいでしまいますよね。
同棲開始直後にけんかせず話し合うポイント
いざ、同棲を始めると、お互い仕事や家事で忙しく、話し合えずいろいろなことが曖昧になってしまうこともあります。
しかし、今後も同棲生活で不満やストレスをためたくなければ同棲初期が最も肝心です。
正直話し合いは面倒くさいですが、基盤ができてしまえば、お互いが幸せに過ごすことが可能ですので、ぜひ参考にしてください。
- 時間をしっかり確保する
- 固定概念を持たない
- 自分の思い通りにならないからと不機嫌にならない
- テーマを明確にする
- 記録に残す
- 最後は感謝の言葉
時間をしっかり確保する
話し合いをするときに、抱えている仕事があったり、体調が悪かったり、自分に余裕がないと考えられませんよね。
お互いにしっかりと話し合いを行う時間を確保して取り組むことが大切です。
また、お互いが冷静に話し合いを進めるためには、カフェなどの他人の目のあるところで話し合うと良いでしょう。
同棲前はデートがてら喫茶店で話し合いを重ねました。
固定概念を持たない
同棲は文化の違う二人が一緒に生活をするため、お互いの生活習慣や好みをすり合わせていく必要があります。
実家ではこうしていたから、同棲生活でもこうするべき。
などという考えは捨てましょう。
他の人に迷惑にならない範囲で、お互いの苦痛になるような固定概念は持たず、柔軟な思考で相手の意見をお互いに取り入れましょう。
自分の思い通りにならないからと不機嫌にならない
話し合いをしていると不満に思ったことがあっても、声を荒らげたり、無視したり、明らかな不機嫌アピールはしてはいけません。
二人が幸せに暮らすために話し合いを行っているのに、このような態度をとって相手をいいようにコントロールしたり、自分の言い分だけを通していては、むしろ二人の関係は悪化してしまいます。
二人の意見が違うのは当たり前です。
時間をかけてゆっくり話し合いをして意見をすり合わせていきましょう。
次の記事では相手への言い方がきつくなったり、思い通りに自分の意見を伝えられずにモヤモヤしてしまう方へオススメの記事です。
テーマを明確にする
話し合いをするときは、テーマを明確にすることが大切です。
テーマを明確にしないと、1つのことを話し合っているのに別の不満も一緒に述べてけんかになったり、話がそれて結論に到達しないことを防ぐためです。
このように二人の間で、テーマについて話し合うクセをつけると、後々の問題も論理的に話し合いを行う習慣ができ、二人の関係を良好に保つことができるでしょう。
筆者も今回とは関係ないことを話しがちなので気をつけています。
記録に残す
記録に残すとは、簡単にノートに書いたり、スマホやパソコンのメモ機能に残すとよいでしょう。
これは、同棲開始前に話し合わなければいけないことはとても多く、せっかく話し合って決めたのに、忘れてしまって曖昧になったり、言った言わない問題を発生させないためです。
生活していくうちに曖昧になることも多いので、話し合いノートにメモを残して見返すようにしています。
最後は感謝の言葉
話し合いは相手を言い負かせるための行為ではありません。
人間同士、それぞれの考えや育ってきた環境が違っているため、モヤモヤすることは当たり前です。
でも、最後はお互いに感謝の言葉を述べて、話し合いは二人の良い関係を作るためのものだと再認識することが大切です。
まとめ
以上、同棲を始めるときに驚きがちなこと、同棲前に話し合うこと、けんかせずに話し合うポイントでした。
- 同棲前にある程度、お互いの価値観を共有しておく
- 同棲前には家事分担、お金の管理、家具・家電、両親へのあいさつ、住む場所について話し合っておく
- ストレスや不満をためないためには同棲初期が大切な時期
- 話し合いは闇雲にせず二人のよい関係を作るためのものだと認識しながら行う
同棲を始めるときは幸せなこともたくさんありますが、決めなければいけないこともたくさんあります。
お互い、二人の仲を良くして幸せに生活するための話し合いですので、お互いの違いを受け入れ、考えをすり合わせ、感謝を忘れないようにしましょう。
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