看護師をしている筆者のnanacoです。
看護師をしていると無意識のうちに同じ言葉ばかり使っていることはありませんか?
自分では気付かずに使ってしまっている言葉もあるかも。
今回はそんな看護師の口癖あるあるをご紹介していきます。
口癖あるある
- 普段使い編
- 認知症患者さん編
- 忙しい時編
普段使い編
看護師なら誰でも普段からよく使用する言葉です。
- 少々お待ちくださいね。
- どうされましたか?
- ・・ちょっと・・確認しますね。
少々お待ちくださいね。
とにかく看護師は忙しく、検温をしながら、ナースコール対応をして、次の検査のことを考えて行動しています。
患者さんに呼ばれたとき、優先順位が低いことだと
ちょっと待ってくださいね。
とか、ケア中に急な医師からの指示の電話が入り、患者さんに対し
急な電話は入りまして、申し訳ないですが少しお待ちいただけますか?
というように患者さんに多用します。
看護師が一番使っている言葉かもしれませんね。
どうされましたか?
これはナースコールを取ったとき、患者さんのところに行ったときに患者さんに使用します。
また、受付に家族の方が来たときなどやナースステーションで医師がウロウロしているときにもこの言葉を使います。
ドラマとかでも医師が診察の際に患者に使っている場面をよく目にしますよね。
「どうなさいましたか?」以外に、患者さんに話しかける言葉が思いつかないくらい医療現場ではよく使われますね。
・・ちょっと・・確認しますね。
これもよく使いますね。
あまり知らない患者さん質問されたときや、申し送りのときに先輩に質問されたときに、とりあえずこの言葉を使ってしまいます。
看護師としてあまり患者さんに
知らないです。
とは言えないですし、看護師の先輩にも
わかりません。
なんて言えないため、いったん時間を置くため魔法の言葉ですね。
新人さんも分かりませんではなく「確認します。」と言った方が責任感が感じられるのでオススメです!
認知症患者さん編
こちらは認知症の患者さんや不穏の患者さんによく言う看護師の口癖です。
- 今日は遅いのでここに泊まっていきましょう。
- 戸締まりは私がしておきますね。
- おしっこは管が入っているので大丈夫ですよ。
今日は遅いのでここに泊まっていきましょう。
夜になると必ず帰宅願望が出る患者さんがいますよね。
家族が心配するから帰る。
泊まっていくお金がないの。
など患者さんが帰りたい理由はさまざまですが、そんな患者さんをなだめるときに、よくこの言葉を使用します。
荷物をまとめて私服に着替えて帰ろうとされると、気付けないこともあるので、本当に恐ろしいですよね。
戸締まりは私がしておきますね。
患者さんの中には
火をちゃんと消したかしら?
泥棒が入ってきちゃうから戸締まりしてきます。
電気をつけっぱなしにしてきたので、消してきます。
などと言われる方がいます。
患者さんは今まで自分でそのようなことに気をつけていたため、その習慣があって心配があるのでしょう。
そんな患者さんが安心して眠れるように、この言葉を使います。
ここの責任者だから任せてください!と声をかけると安心される方もいらっしゃいます。
おしっこは管が入っているので大丈夫ですよ。
膀胱内留置カテーテルを挿入している患者さん、認知症がある方だと管が入っていることも忘れてしまっており、トイレに行かなくてはという思いで、何度もナースコールされることがあります。
そんなときに
管が入ってて自動でおしっこが出ているので大丈夫ですよ。
といいますよね。
忙しいときに、何回も同じことでナースコールを連打されるとため息が出そうになることも・・。
一番怖いのはカテーテルの自己抜去なので、なんとか抜かずに過ごしてもらえると嬉しいですね。
忙しい時編
看護師が忙しくて、ヘトヘトなときに使う口癖です。
- 低血糖で倒れそう。
- 今日尿量ゼロです。
- 意識レベル低下してます。
- 転倒リスク高いのでセンサーつけますね。
低血糖で倒れそう。
食事をとる暇がなかったり、動きすぎて空腹で倒れそうなときに使用します。
冷や汗はかいてないから大丈夫か。
と自分をアセスメントしたります。
夜勤明けの朝食の介助は、患者さんの食事が羨ましく治療食でも美味しそうに見えます。
今日尿量ゼロです。
忙しくてトイレへ行く暇がなく、水分摂取もできず、気付いたら、今日1回もトイレへ行ってないことに後から気付きますよね。
患者さんの尿量はゼロだったら、とても心配するのに看護師は自分の体調には無頓着な人が多いですよね。
自分の体調は無頓着なのに患者さんには生活指導を平然としますよね。
意識レベル低下してます。
夜勤明けで疲労こんぱいで頭が全く回っていないとき、自分でもビックリするような、おかしなことをします。
そのような自分の状態を意識レベルで表したりします。
筆者も夜勤明けにレベル低下して、2年以上前に住んでいたところに帰ったことがあります。
転倒リスク高いのでセンサーつけますね。
転倒リスクが高くナースコールで看護師を呼ぶことができない患者さんに対し、動くとコールが鳴るセンサーをつけることがあります。
それを同僚が仕事中につまずいたり、転んだときにいじる意味を込めて
転倒リスク高いのでセンサーつけちゃいますよ。
というように使用します。
夜勤明けや長時間勤務の終盤に足がもつれ、段差のない床でつまずいたりしますよね。
まとめ
以上、看護師のあるある口癖編をまとめてみました。
- 少々お待ちくださいね。
- どうされましたか?
- ・・ちょっと・・確認しますね。
- 今日は遅いのでここに泊まっていきましょう。
- 戸締まりは私がしておきますね。
- おしっこは管が入っているので大丈夫ですよ。
- 低血糖で倒れそう。
- 今日尿量ゼロです。
- 意識レベル低下してます。
- 転倒リスク高いのでセンサーつけますね。
確かによく言っているなと思う言葉もあったのではないでしょうか?
他にも「こんなあるあるもあるよ。」という方、どうぞコメントよろしくお願いします。
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