出産予定日から6週前に開始する産前休暇ですが、今までバリバリと仕事をしてきた人からすると、正直、時間が余って暇ですよね。
でも、先輩ママからは
貴重なマタニティーライフを満喫してね。
なんて言われたりして、どのように過ごすのが正解なのか気になりますよね。
そこで、筆者が実践した産前休暇の過ごし方についてご紹介していきいたいと思います。
- 産前休暇中の目標を立てる
- 目標の内容について
- リストを朝と晩に見直す
- まとめ
産前休暇中の目標を立てる
まず産休に入ってまず初めに大切なことは目標を立てることです。
今までバリバリと仕事をこなしていた人にとって、出産予定日までの6週間は社会との関わりが減り、時間に追われることもなく過ごす日々となります。
ゆったりとした時間を過ごすことが得意な方もいますが、このような生活が長期になることで、精神的にネガティブになったり、自分の存在意義がわからなくなってしまうこともあります。
筆者も毎日やることがなくて社会から置き去りにされている感覚になりました。
そこで大切なことが産前休暇に入ったら早急に「目標を立てる」ということです。
目標があることで、毎日継続して何かを達成し自己肯定感を上げることもできますし、どんどん重くなる体のせいで気力がわかなくなるときにも、これだけは頑張ろうと思えます。
目標の内容について
目標を立てるとき、筆者は6つの種類に分けて考えてみました。
- 毎日継続して行うこと
- やるべきこと
- 出産までにできればやりたいこと
- 遊び
- 食べたいもの
- やらないこと
毎日継続して行うこと
1つ目の目標は毎日継続して行うことです。
これは比較的クリアしやすい簡単なものでOKです。
簡単な目標ですが、長い産前休暇に継続して達成し続けると、達成感がありますし、気分が沈んだりしたときに、これだけ継続してこれたと肯定的な気持ちになることができます。
ちなみに筆者の目標は2つあり、1つ目は1日5000歩で2つ目はヨガやストレッチを1回/日以上するという目標を挙げていました。
歩数はスマホのアプリで確認できたので、目標の達成度なども確認しやすく記録も残るので、達成感を実感しやすくオススメです。
やるべきこと
次の目標は、産休中にやるべきことを目標として挙げました。
出産後は職場場や市役所にたくさん提出するものがあったり、産前は赤ちゃんを迎える準備をする必要があります。
それらは人によって異なりますが、リスト化して、少しずつ達成していきましょう。
ちなみに筆者のリストは以下のようになりました。
- 赤ちゃんの洋服の洗濯
- オムツ替え、授乳、沐浴について動画を見て勉強する
- 出産後に職場に提出する書類の確認
- 出産後の手続きについて調べる
- チャイルドシートの設置
- お尻拭きの購入
- オムツの値段の検討
- 入院に必要なものの買い出し
- 陣痛、入院バックの準備
ここに産後、託児所や幼稚園を使用検討している方はそのことを調べたり、里帰りされる方はその準備や日程の調整なども必要となると思います。
産休は時間があるので、産後の手続きや育児用品の購入の検討など、細かく調べたり、値段の比較を行なったりしてもよいかもしれません。
やるべきことを明確にしておくことで、不安の軽減にもなりますし、目標達成できたときに赤ちゃんを迎える心構えができよかったです。
出産までにできればやりたいこと
出産までにマストではないけど、なんとなくここの掃除をやりたいと思っていたとか、部屋のこの空間を有効に使用したいなど、なんとなく思っていることもリスト化してみましょう。
筆者の場合、以下のようになりました。
- ブログを書く
- 製氷機の掃除
- 資源ごみの設置
- トイレの換気扇の掃除
- マタニティーフォトを撮影する
- 棚の中に赤ちゃん用品を置けるように工夫する
出産までに行うことが必須ではないものの、暇があればやりたいことを挙げていきましょう。
すぐに思いつかなくても、ひらめいたときにどんどんリストに追加しても良いかもしれません。
出産後はなかなか体力と時間的にもできなくなることもあるので、時間のある産前に少しでもできるといいですね。
遊び
次に、せっかくの長期の休日になるので、誰かと遊ぶとか、映画をイッキ見するなど、やりたいこと、遊びたいこともリスト化しましょう。
筆者のリストは以下のようになりました。
- 先輩Aとランチに行く
- 同期Bと遊ぶ
- 友人Cとパンの食べ放題に行く
- 友人Dとランチに遊ぶ
- 夫と日帰り旅行に行く
- BBQをする
- コンサートの映像をノンアルコールを呑みながら観る
とにかく、好きなことや会いたい人に会うなどは出産後は難しかったり、時間がなかったりするのでじっくり考えてリスト化するといいかもしれません。
毎日、やらなければいけないことをこなすだけではなく、やりたいこと、楽しみもリスト化して達成していくと、達成感に繋がります。
長期の休みは貴重ですし、メンタルの安定のためにも大切なことですよね。
食べたいもの
妊娠中は血圧や血糖値、体重など気をつけることが多く、食欲はあるのに、我慢しなければいけないこともあります。
筆者もつわりが終わると何をみても食べたいとなってしまい、急激に体重が増加した時期がありました。
そこで、本当に自分が食べたいものを熟考し、無駄に買食いしたり、外食をしないようにしました。
この食事リストを作ることで1日1つまでのご褒美として、暴食を防ぐ効果がありました。
また、先に何日に焼肉を食べるから、その前の3日間は、カロリー控えめな食事にしようなど、計画的に食事を摂ることができたので、食欲が抑えられない妊婦さんにはオススメです。
ちなみに筆者のリストは
- 焼肉
- パン食べ放題
- 高いハンバーガー
- チョコモナカジャンボ
- セブンのマンゴーアイス
- サンマルクのチョコクロ
- リクローおじさんのチーズケーキ
- コンビニのアメリカンドック
- 有名店のベーグルと食べる
友達と食事へ行く際にこのリストを元にランチを選んだり、何か甘いものを食べたくなったときに、この中から選んで食べたりしました。
食べたいものリストはやりたいことリストに追加してもいいかもしれません。
やらないこと
今まではやることをリスト化してきましたが、今回はやらないことをリスト化しましょう。
イメージが湧きにくいと思うので、筆者の目標を見てみてください。
- 1日30分以上の妊娠・出産についての検索
- 夜に寝ることへの執着
- すぐに食べられるものの買いだめ
- 家事をすべて負担すること
1つ目の目標の「1日30分以上の妊娠・出産についての検索」については筆者の場合、出産が近づくと不安になり検索魔になることも考えられたので、1日30分以上の検索をやめることを目標としました。
2つ目の目標の「夜に寝ることへの執着」については妊娠中は頻尿になったり、お腹が重く寝返りのたびに起きてしまったり、足がつったりと夜間にまとまって眠れないこともあります。
夜間に寝なければいけないと執着していると眠れないときにネガティブになってしまうので、もともと眠れないのは当たり前だから仕方ないという考えを持つようにしました。
3つ目の目標の「すぐに食べられるものの買いだめ」についてはお菓子や甘いもののストックが家にあると、余計に間食をしてしまうので、そもそも買いだめをすることをやめました。
4つ目も目標の「家事をすべて負担すること」については、筆者は働いているときに家事は夫と分担していましたが、産休で休みに入ったからといって、全て自分で負担しなければいけないと思うことをやめました。
妊娠中はやる気が起きない日もあるので、もともとやらなければいけないと思うとできなかったときに、夫への申し訳ない気持ちや自分の不甲斐なさを感じてしまうため、そもそも自分ですべての家事を不安するという考えをなくしました。
妊娠中は動くもの大変だし、産後は家事以外に育児も追加されるので、産休中の夫も家事を継続して負担することが大切だと思うよ。
リストを朝と晩に見直す
次に大切なことは、リスト化したものを朝と晩に見返すことです。
朝にリストを見ることで、その日の気分や天候で叶えられそうなことを中心に予定を組み、1日の目標を持って計画的に過ごすことができます。
また、晩にもう一度リストを確認することで、毎日継続することが達成できたか、他に達成できたことはないか振り返ることで、1日を有意義に過ごすことができたと感じることができました。
寝る前はネガティブになりやすい時間帯なので、少しでも目標が達成できたことを認識することがメンタルを保つためには重要だと思いました。
まとめ
- 産前休暇に入ったら早急に目標を立てる
- やるべきことをリスト化しておくことで出産や産後の不安の軽減になる
- 目標は達成しやすいものや楽しみも入れておく
- メンタルの安定のためにやらないことも目標にしておく
- 朝晩に目標達成状況を確認しその日の自分を認めてあげる
以上が産前休暇を経験した筆者がメンタルを病まないように目標を持って有意義に過ごすためにしたことでした。
産休に入って暇だと感じられるくらい自由にトラブルなく動けるケースもありますが、切迫早産になり入院や安静を余儀なくされたり、大きくなるお腹のせいで至るところが痛くなり動けなくなることも十分に考えられます。
優先順位をつけて、必ずやらなければ行けないことは早めに実施したり、達成できない目標ができてしまった場合は無理をしないことが一番です。
お腹の中で赤ちゃんを育てているだけで素晴らしいことなので、少しでも心穏やかに過ごせるとよいですね。
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